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東京都の石原慎太郎知事は9日の定例会見で、夏の参院選への出馬の可能性を問われ、「ありません。あり得ません」とし、次期知事選についても「無理。もう年寄りをいじめない方がいいよ」と述べいずれも否定した。会見の詳報は以下の通り。 「冒頭まず、私から一つだけ申し上げます。東京の外郭環状道路事業についてですけども。本日、高速道路利便増進事業の制度を改正して、外環道を整備していく上での発表が国土交通大臣からなされたようですが、併せて当面の措置として今年度の予算が配分されたと聞いています」 「外環道の整備については国もいろいろ困って、提案してきたんでしょうな。そう放っておくわけにはいかないし、一番コスト・アンド・ベネフィットが高い事業ですからね。これをなおざりにするわけにもいかないわけだけど」 「これまでにない制度でもありますので、今後よく国から説明をすべきだと思います。外環道の効率的な執行とスピードアップを図れるよう都としても国とはよく調整していきたいと思います。いずれにしても外環道は東京だけでなく、広く国全体に影響を及ぼす重要な幹線道路でありますから。都としても必要な負担は行うが、国の責任において整備すべきだと思っています。今後とも国と連携して外環道の整備促進に向けて積極的に取り組んで参るつもりでいます」 −−外環道事業をこれから進めていく上でどのような枠組みをのぞむのか? 「先ほど申しましたように概略しか聞いておりませんので。これから詳しい情報を得てお答えしますが、なぜ国がこういう大事な社会事業に躊躇(ちゅうちょ)するのか分からないね。費用対効果から言ったって、社会工学的にいま一番、重要な幹線道路なのに、何をもったいつけているのか知らないけど。予算の額も非常に小出ししかしないし」 「しかし、最初は訳のわからないものを作って『外環なんか触れない』みたいな話してたみたいだけど。そりゃ大臣といえども分かるだろうし、国交省の役人なんか全然そんなこと思っていませんし。それなりに苦労したんでしょうけど、とにかく詳しい説明を聞いてから申し上げます」 −−知事が応援団を自任してらっしゃる新党「たちあがれ日本」について 「あの問題は明日の記者会見でするからそのときにしてください。明日4時からホテルニューオータニでやるそうですね。私も行きます」 −−都水道局が海外の水ビジネス参入への調査研究会を立ち上げたが、都としてどう海外ビジネスにかかわっていくべきか? 「それは、水道事業にかかわらず、東京の持っている技術は大変なものがあるんですよ。国の役人は知らない。政治家もよく知らないし、私も来てびっくりするくらいなのがあるんですが」 「それはやっぱりその技術というもの、水道の技術というものは、国の中で完成して、特に東京の水なんか50万出てますから世界一の水ですけど。そういったものを商品化して海外に展開することも必要でしょうけど、せっかく技術が緩和されて。私が就任して皆さん、ご存じでしょうけど、いままで成功した事業の表彰をしていましたが、そんなのではなくて、新しいベンチャーテクノロジーの表彰もしてますよ」 「そういったものは製品になるものとならないものがあるんですな。それは国に頼んでも仕方がないので、東京都が相手の国と直にファンドを作って、その国でそれを活用して商品化する試みをこれからしようと思います。それと同じように水は世界の需要度が高まって、しかも前にも申し上げたけど、水道をひねってすぐにその水が飲める国は11カ国しかない」 「しかし、それにはお金もかかるしね。漏水率が非常に少ないというのも東京の得意技の一つで、これはやっぱり人件費、金をかけているわけですよ。そういうのが外国にあるかないかは別のことですけど。いずれにしろフランスごときからしゃしゃり出てきて、手賀沼の浄水をやるなんて、私に言わせればこしゃくな話で。こんなのは、東京にいらっしゃったらとっくにやってやったのに」 「そういうところのセールスがだめなんだな、日本人は。東京に限らず。やっぱり国もそういう指導をした方がいいと思うんだけど、地方自治体は上の方ばっかりみているから。国にそういう意志がないから。自覚がないから。NHKは水のキャンペーンしてくださっているんだけど、水っていうのはこれから決定的なものになってくると思いますよ。だからそういう点で、東京が一歩も二歩も踏み出すという姿勢をつけるための目途としてそういった研究会を開くことは大変結構だと思っています」 −−知事を任期途中で辞任して、参議院選挙に出馬する可能性はあるのか? 「ありません。あり得ません。…来年選挙だったら分からないけど。当選してすぐ譲ってだね、次の次点を挙げれば大変結構だと思いますがそこまですることもないし。今年はそんな機会もありませんし、なぜそのようなこと(新党『たちあがれ日本』結成の協力)をしたのか、明日ゆっくり話しますので、皆さん大勢参加してホテルニューオータニに来てください」 −−大阪府が東京都にならって、大阪“都”という構想を打ち出している。大阪府と大阪市の関係をみて政令指定都市に対する知事の考えは? 「これはいろんないきさつから出てきたのでしょうが、県知事の立場からすれば、政令指定都市というのは、非常にやっかい。特に大阪は大阪市議会の方がどっちかというと威張っているんだね。大阪府、ちょっとかすんでるんだ。神奈川県は松沢さん、かわいそうだと思うけど、(政令指定都市が)川崎と横浜と相模原でしょ? 知事は何をどうやっていいのかさっぱり分からないところがあると思う」 「県が絶対とは言いませんよ。地方自治というものを合理的に運営していくためにね、政令指定都市というのはちょっと考えなくてはいけないんじゃないか。僕は否定も肯定もしませんが、ただやっぱり傍目で眺めてて不思議な感じがするし。知事にとっては気の毒だと思うんだけど、どう合理化していくかは、議論をあるべきことだと思う」 「東京都はそういうものがありませんので一元的にできますけど、そんなこと言ったら23区は(人口が)100万を超す区がたくさんあるのだから、それが乱立したら東京なんて、訳がわからなくなってしまいますし。思い切った東京全部歩調を合わせた新しい事業展開ができないでしょ? 私の見解はその程度のものです。まあ、だから橋下君の気持ちは分かるな」 【関連記事】 ・ 石原知事は出馬せず 夏の参院選で平沼氏 ・ 石原知事、外国人地方参政権付与「東京は絶対反対」 ・ 石原知事が同席 新党協議始まる ・ 新党を動かしたのは邦夫氏、そして石原知事 きっかけは… ・ 2次元児童ポルノ 石原知事「僕の目で見届ける」 ・ 「中国内陸部の資源事情とは…?」 ・ <民主党>特別会計の検証開始 5月に提言へ(毎日新聞) ・ スリ未遂容疑、気象庁係長逮捕「何回かやった」(読売新聞) ・ 地球中心の超高温高圧を再現=ダイヤ実験装置で世界記録−東工大など(時事通信) ・ 軍政ミャンマー潜入記出版…神戸の報道写真家(読売新聞) ・ 平沼新党、午後に旗揚げ(時事通信)
by 8t7c0c5d7y
| 2010-04-12 20:55
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